英会話学校のマンツーマン神話

今まで英語を話せるようになるための心構え、
メンタル的な話を書いてきました。

すべてを日常生活の中でパーフェクトに実践しようとしてもなかなか難しい。
人は自分に甘いですから。

そこで英会話学校に通うという選択肢を考えるでしょう。
それはそれでOK。

留学しない、学校も行かない、それでTOEIC満点、英検1級、通訳検定合格
みたいな本もありますが、そういう人は特別だと思っています。
このブログは普通の人向けなので、英語をもっとマスターしたくなったら、
ゆくゆくは英会話学校に行こうと考える人が多いと思います。

さて、今の英会話学校に多いのが「マンツーマンで話す時間を増やす」
をうたい文句にしていることころです。

確かに、1レッスン40分として、生徒が一人なら先生と半分で20分は話せます。
生徒が3人なら、先生と生徒で半分。
半分20分を3人で割って、たった6,7分?
ちょっとでしゃばる人が1人いたら、あなたの時間はもっと減ってしまうかも。

だからマンツーマンの方が(多少高くても)実質お得です。と言います。

マンツーマンは確かに満足度は高いかもしれません。
気をつけなければならないのは、先生も生徒も一人なので、
先生はあくまでもあなたのレベルに合わせて話す、ということです。
(それを望んでマンツーマンを選ぶのかも知れませんが)

先生は、あなたの英語が拙くても、いずれなんとなく理解できるようになります。
その都度訂正してくれればいいのですが、慣れてしまうと気にならなくなります。

むしろ、グループレッスンの方が、先生が他の人と会話するところを聞けたり、
ほかの人(日本人)がどんな言い方とするのか聞けたりするので、
メリットはあるとも言えます。

どっちがいいか、断定するのは難しいです。
でも、ぜったいマンツーマンだ!という神話を信じるのはやめましょう。
ある程度できる人が、克服したい弱点が明確にあってそこを徹底的に直したい、
というなら効果あると思います。

初心者の場合は、自分のレベルに合わせて欲しいからとか、ほかの人に聞かれたくない、
という理由でマンツーマンを選ぶ人がいます。
それでは思ってるほどの効果は期待できません。

英会話学校を選ぶときは気を付けてください。