日本人であることに誇りを

先日、クールジャパンという番組を観ていました。
日本に精通している外国人が、日本独特の文化や習慣について
クールかクールでないか、意見をいう番組です。

テーマに上がった一例は、
・小さい女の子がお父さんとお風呂に入るのはおかしい
・日本人は時間にうるさい(厳しい)
・日本人はなぜエレベーターで黙っている?
など。

日本で育った私としては全然不思議ではないのですが、
特に風呂の件などは「考えられない」という反応の外国人も多くいました。
一方で、コミュニケーションを取る場としてふさわしいという評価をする人もいました。

時間にうるさいについては、「待ち合わせで自分が待たなくてよいからCool」
という声があったり、「遅刻にはうるさいけど、終了時間にはゆるい(会社の会議など)」など、確かに・・・と感じるところもありました。

個人的には、「遅延証明もらうのに15分かかる。なら、さっさと会社に行った方がいいでしょ」というコメントがCoolに感じました。

つまり、とらえ方も人それぞれで、何が正しい間違っているということではないのです。
ただ我々日本人は、「だから日本人は・・・」とか、「いかにも日本人的な考えだね」とか、結構否定的に言いがちじゃないですか? 自分も日本人なのに。

異国の文化・習慣に憧れや尊敬の念を持つことはとてもいいことだと思います。
それこそ、日本人のいいところでもあると思います。

それでも、「日本てCoolだろ?」って思うところは自信を持って言えるようになりたいものですね。

英語を話したい・・・ていう気持ちが強くなると、とかく外へ外へ目が行きがちです。
でも、内側を見つめることはそれ以上に大切かも知れません。
あなたと話す外国人の人は、あなたがその国の事を聞きたいように、
あなたから日本の事を聞きたがっているのですから